天然酵母パン講師でも失敗をします。パン講師の失敗を大暴露!
こんにちは!
フルーツ酵母パン教室Happy Bakingの幸治里織です。
今日は『 天然酵母パン講師でも失敗をします。パン講師の失敗を大暴露!』ということについてお話しします。
当教室では、フルーツ酵母が日本で唯一学べるパン教室です。
Youtubeで自家製天然酵母について、毎日配信していますのでご覧くださいね。
パン講師は失敗しないんじゃない?そんなことはありません・・・
今日は、最近、私が失敗したことについてお話をします。
生徒さんからは「先生はもう長く自家製天然酵母に携わっているから失敗は無いですよね」と、よく言われます。
でも、最近も失敗をしています。
自家製天然酵母歴でいうと、2020年現在で18年ほどになります。
最初の10年くらいはずっと失敗つづきでした。
そのあとはコンスタントに作れるようになって今に至ります。
パン講師が失敗した事例:元種の過発酵
でも、最近の私の失敗があります。
失敗というか・・・
天然酵母のパン講師はあってはならないことです(笑)
レッスンがあるので、酵母のエキスを何種類か作ります。
酵母エキスの見極めは完璧にできているので大丈夫なのですが、元種を作る段階で、酵母の種類が異なると強さもまったく違ってきます。
たとえば、レーズンがあって、ミカンがあって、リンゴがあって、というふうになっていると、それぞれ力が違います。
発酵の力がそれぞれ異なるので、同じようにやっていると失敗するということが実はあります。
今回、私が失敗したというのは、ある酵母の元種を作るときに、過発酵にさせてしまったということです。
それは、何度やっても過発酵になってしまうというものでした。
これは講師としてやってはいけないことですよね。
それで、ちょっと考え方を変えて、しっかりと発酵させる前に次のステップに行こうと思いました。
たとえば、普段なら2倍くらになるまで発酵させてくださいとお伝えしているところを、1.5倍くらいまでで次の工程に進むという感じです。
そうして次の工程、粉と水を混ぜて、というふうにやったら、ようやく過発酵にならなかった、ということがありました。
酵母の種類によっては、なかなか上手にできずに、これまでどおりに出来ないということがあります。
でも、やはり長年の経験があるので、「このときは、こうしたらいいかな?」というふうに考えることができます。
それで最後は、なんとかうまくいきました。
この元種作りは何度も失敗しました。
エキスが無くなってしまうのではないかと心配するくらいに、何度も何度も失敗しました。
最終的にはうまくいったので良かったです。
そういう感じで、元種作りで失敗することが最近は多いのではないかと思います。
パン講師の私でもいろいろと失敗することがあります。
失敗したからといって、「もうだめだ」というふうに、すぐに諦めたくはありません。
なぜなら、天然酵母で作るパンはものすごく美味しくて、これでなんとかパンを作ってやろうという意気込みがすごくあるからです。
だから、パン講師としては失敗しても諦めないというところがあります。
そんなふうに失敗をしても、前に進んでやっています。
最近の私の失敗談としては、そんな感じです。
エキスについての見極めの失敗は最近はありませんが、5〜6年くらい前にはありました。
見極めがうまくできなくて失敗してしまうということもありました。
今回のまとめ
パン講師でもこうやって失敗しているのです。
だから、失敗しても、また次に頑張ればいいという気持ちでやっていただければ、天然酵母作りはうまくいくかと思います。
諦めずに作り続ければ、難しいと思われている天然酵母も上達します。
ぜひやってみて下さいね。