日本で唯一のフルーツ酵母パン教室Happy Bakingの幸治里織(こうじさおり)です。
実は、私は今日で教室の先生になって丸5年になりました。
教室を開業しても生徒さんが来なければ、先生にはなれません。
こんな私の元に初めて生徒さんがいらしてくれたのが2014年5月19日(月)でした。
それから5年間、たくさんの生徒さんに来ていただき、自分の好きなことを仕事にする幸せを、日々かみしめています。
これも、私の元で学びたいと思ってくださる生徒さんがいてくださっている方がいるからだと、感謝しています。
それに加え、協力してくれる家族、そして私をサポートしてくださっているたくさんの方のおかげだと、とても感謝しています。
教室運営は、一筋縄ではいきません。
どんなことに力を入れるべきか。
一番重要な点についてまとめてみました。
教室を作るために大切なこと<ペルソナ>
ペルソナって?
ペルソナとは、簡単に言うとどんな人をターゲットにしているかを決めることです。
例えば・・・
- 年齢は何歳ぐらいか
- どんな趣味を持っているのか
- どんなことに興味を持っているのか
- どんな性格のひとなのか
などなど、こと細かく決めていき、自分のターゲットとしている人物を思い描くことが必要なのです。
これは、自分が知っている人でもいいですし、架空の人でも構いません。
たった一人を思い浮かべることが必要です。
そんなことしたら、生徒さんが集まらないのでは?
そう思われるかもしれませんが、実はそんなことはないのです。
その一人だけに発信するつもりで、ブログやメルマガなどを配信していきます。
そしたら、ペルソナ設定した特定の人はもちろん、それ以外の方も
「これって私のことだ!」
って思ってくれて予約や問い合わせをしてくれるのです。
このペルソナを設定するかしないかで集客、ひいては成約に大きく差ができるので、しっかりと設定することをオススメします。
教室を作るために大切なこと<コンセプト>
教室を開講するときに必要なことの一つにコンセプト作りがあります。
ここがぶれていると、どんな内容の教室なのかがわかりにくく、生徒さんが集まりません。
パン教室なら
成形にこだわるのか?
製法にこだわるのか?
種類にこだわるのか?
などなど、こだわりポイントはたくさんあります。
そのように、コンセプトをしっかりと作り上げて、教室にどんな特徴があるのかを打ち出さないと、生徒さんは来てくれません。
なぜなら、たくさんある教室の中から
「ここに通いたい!」
と思ってもらえる魅力をしっかり作っていかなければ、はっきり言ってどこの教室も同じに見えるからです。
どこの教室も同じなら、自宅の近くの教室の方が断然有利であることは、考えればわかるはずです。
交通費を使っても、遠くても行きたい!と思っていただけるような、魅力的な教室のコンセプトを打ち出していくと、たくさんの生徒さんが集まります。
教室運営に必要なことは「決める」こと
教室を開講するにあたり、重要なことは、ペルソナ設定とコンセプト作りと言うことはおわかりいただけたと思います。
これが揺らげば何をしたい教室なのかも分からず、生徒さんは集まりません。
そして、もう一つ大切なことがあります。
それは・・・
自分自身がやると決めること
です。
なんとなく、ふわふわした気持ちで教室を運営することなんてできません。
ましてや、生徒さんを集めることなんて、はっきり言わせてもらえば無理です。
もちろん、
「え〜、そこまでがんばりたくないよ」
「趣味でやってるんだしめんどくさいのは嫌だ」
「ダンナが稼いでくれてるから私が稼がなくてもいいよ」
そう思って教室をされている方は、このままこのページを閉じてください。
はっきり言いますが、そんな気持ちでは、教室運営で収入を得ることは、絶対無理です。
でも、教室でしっかり稼ぎたいと思っているのなら、自分で自分をコントロールしないといけません。
開業・起業とはそんなに優しいものではないからです。
会社勤めをしていたら、上司がやってほしいと言ったことをやればいいだけかもしれません。
もちろん、自分で仕事を作ってすることもあるでしょうが、それは会社のために行うのであって、あなた自身のために行うものではありませんよね。
そこで成果を出せば、お給料が上がる。
だから頑張る。
と言う人もいらっしゃるかもしれません。
でも、開業・起業すると、上司はいないので、自分の好きなことができます。
つまり、あなたが社長なのです。
あなたがやりたくないと思えばやる必要もないし、やらなければならないと思えばやればいい。
たったそれだけのことです。
でも、よく考えてみてください。
やりたくないからやらない・・・
ではずっと収入は停滞したまま。
もしかしたら、ゼロのままかもしれません。
自分が決めて動かなければ何も始まらないのです。
やると決めると言うことはそう言うことです。
つまり、どれぐらいの収入を得たいのか。
どんな集客をするのか。
どんな形態の事業にするのか。
どんな人をターゲットにするのか。
自分で全てを決めて、自分で実行する。
それを全て自分で
覚悟を決めてやると決める
のです。
覚悟が決まれば、それをただ実行するだけ。
それほど難しいことではないのです。
教室のスタートは最初が肝心です
このように、教室をスタートさせるにあたり、最初にしっかりと道筋をつけて、何をしていくのかを考えることが重要です。
何も考えずに行き当たりばったりでは、全くうまく行きません。
教室運営はスタートが肝心。
ここでしっかりと時間をかければ、あとはスムーズにことが運びますので、じっくりと時間をかけて考えるべきことを考えましょう。
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