天然酵母の作り方、いろんな本があるけど、どうやって選んだら良いの？自家製天然酵母の先生がおススメの本をご紹介
こんにちは！
フルーツ酵母パン教室Happy Bakingの幸治里織です。
今日は『 天然酵母の作り方、いろんな本があるけど、どうやって選んだら良いの？自家製天然酵母の先生がおススメの本をご紹介』ということについてお話しします。
当教室では、フルーツ酵母が日本で唯一学べるパン教室です。
Youtubeで自家製天然酵母について、毎日配信していますのでご覧くださいね。
天然酵母の作り方の本を買いたいけど、どれがいいか分からない・・・
天然酵母の作り方のレシピ本、たくさんありますよね。
本を見て天然酵母の作り方を学びたいとき、どれを買っていいか迷うほどです。
毎日が忙しく、レッスンに通うこともできない。
そんな時には天然酵母の作り方が記載されているレシピ本が役に立ちます。
数あるレシピ本の中で、天然酵母を教えるプロはどんな本を見ているのか。
知りたいと思いませんか？
天然酵母の作り方を本を使って学びたい！
天然酵母の作り方を学ぶ導入としては、やはり本を買って見るというのは、有効な手段だと感じます。
できるかどうか分からないのに、いきなりレッスンに通うというのも勇気いりますものね。
実際に私のところに来られる方の多くは、本を見て天然酵母の作り方を学び、作ってみたけどうまくいかなかった・・・という方が大半です。
私自身も、最初は天然酵母の作り方が載っている本をいくつか買って、それを参考に作ったのを覚えています。
だけど、その当時は本屋さんにはあまり天然酵母の作り方が載っている本は置いてなくて、よくネットで買っていました。
その本の中には、期待した内容ではないものもあったりして、残念な思いをしたこともあります。
また、内容がプロ向けで難しすぎて、全く理解できない本も考えものです。
せっかく天然酵母の作り方の本を購入しても、自分が使えないのであれば、意味がないですからね。
そして、天然酵母の作り方だけではなく、作った酵母で作れるパンのレシピがいくつか本の中に載っている方が嬉しいですよね。
そこで、天然酵母についてのマニアックな知識をたっぷり持っている私が、実際に購入して役に立った、参考になったと思う本を紹介したいと思います。
天然酵母の作り方の本はどうやって探せばいい？
私は必ず本屋さんにいくと、レシピ本が並んでいるコーナーに立ち寄ります。
そこでいつもチェックするのは、面白そうな天然酵母パンのレシピ本がないかな？ということ。
私が天然酵母の作り方を知りたくて、本を探していた時とは違い、今はたくさん本が出ています。
だけど、天然酵母の作り方の本は、他のレシピ本に比べると本屋さんに陳列されている数が少ないです。
そうなると、どうしてもネットで購入するということになると思うんですね。
ネットで本を購入するときのデメリット。
中を見ることができない（笑）
どんなレシピが掲載してあるのか。
目次などが載っていることもありますが、イメージが湧かなかったりしますよね。
だから買おうかどうか、迷ってしまう・・・
なかなか天然酵母の作り方の本に出会えない。
そんな方も多いと思います。
そこで、天然酵母の作り方を熟知したプロの講師が選んだ天然酵母の作り方の本をこっそり教えます！
プロの講師が見ている天然酵母の作り方の本５選
ここからは、実際に私が手に取って、参考になったと思う本を５冊紹介していきます。
天然酵母の作り方が記載されているか、そしてその酵母を使ってパン作りができるようにレシピが掲載されているか。
そういった面から選んだ５冊です。
また、中にはパンのレシピが面白い！と思えるものも入れています。
パン好きなら、本を眺めるだけでもワクワクするような本たちです。
多少、自分の趣味の域が入っていますので、偏りがありますがご了承ください（笑）
ルヴァンの天然酵母パン
こちらの本は、私が天然酵母の作り方を学びたいと思って初めて買った本です。
私はハード系が好きで、天然酵母でハード系のパンが作りたいと思い、こちらの本を買いました。
天然酵母の作り方はレーズン酵母の作り方が記載されています。
お店で出しているパンのようなハードパンが家でも焼けたらどんなに幸せだろう！
そんな気持ちを今でも思い出します。
天然酵母の作り方は載っていますが、パンのレシピに関していうと前半に家庭でも作れる作り方が載っていますが、その数は少なく、どちらかというとベーカリー向けに書かれているレシピ本です。
ただ、ご自身でベーカーズパーセントなどを計算してレシピを家庭向けに小さくできるのであれば、とても参考になる本だと思います。
「自家製酵母」のパン教室
こちらの本は自家製酵母をこれから作りたいという方の入門編といってもいいレシピ本と言えます。
基本の天然酵母の作り方は、レーズン酵母。
その他に、いちご酵母、ヨーグルト酵母、酒粕酵母など５種類の天然酵母の作り方が載っています。
また、これはいい！と思ったのが、天然酵母の作り方のスケジュールがイラストで本に載っているところです。
おそらく初心者の方は、どんなスケジュールで作っていけばいいのか、分からないことも多いと思うんですね。
天然酵母の作り方のスケジュールを乗せている本は、他ではあまり見かけません。
これだと酵母パン作りが自分の中にスッと溶け込むなーとプロの目からしても感心しました。
パンのレシピも豊富。
８種類のパン生地でそれぞれアレンジレシピが２〜８個程度本の中に買いてあるので、作りたいパンが必ず見つかります。
自家製酵母で作るワンランク上のハード系パン
こちらの本は、私の師匠がおすすめしてくださった本です。
私がハード系が好きなので、きっとおすすめしてくださったんだと思います。
こちらの本に載っている天然酵母の作り方はレーズン酵母。
元種の作り方（配合）が少し変わったレシピです。
ハード系が好きな方は写真を見るだけでもウキウキするのではないでしょうか？
私も、レシピを参考にするというよりは、パンの写真を見て癒されるということの方が多いかもしれません。
写真から伝わる、ハードパンのクラストのバリっと感。
たまりません！
レシピ本の中に記載されているパンの種類は、ハード系の４種類。
アレンジレシピが５〜８個記載されています。
ハード系ってあまりアレンジなさそうですが、いろんなアレンジパンがあり、参考になります。
また、この本の著者の太田幸子さんは先ほど紹介した「自家製酵母」のパン教室の著者、高橋雅子さんの生徒さんで独立された方だそうです。
Zopfが焼くライ麦パン
ライ麦パン好きな方にはぜひ手に取っていただきたい本です。
題名からも分かるように、ライ麦パンの本。
もちろん、本に記載されている天然酵母の作り方はサワー種。
本格的なライ麦パンが作れます。
ライ麦パンの種類もクセの強いものからクセの弱いもの、副素材を生かすタイプなどライ麦パンの種類も豊富。
ライ麦パンのバリエーションも多く、一つのサワー種からたくさんのパンが作れるのも特徴です。
また、この本にはライ麦パンにあうFixing（ジャムやペーストなどのパンに塗ると美味しいもの）もたくさん掲載してあるので、パンと共に楽しむことができるのも、とても魅力的です。
自家製酵母で作る毎日食べたいパンとおやつ
この本はジャケ買いしてしまいました（笑）
表紙のパンが美味しそうで、ついつい買ってしまったレシピ本です。
ですが、買って正解だったと私は思っています。
本の中に掲載されている酵母はレーズン酵母の他にプルーン酵母やいちご酵母など全部で９種類。
花で作る酵母の作り方も書いてあり、とても面白いです。
パンのレシピは、ベーグルや食パンなど、シンプルなものが多いですが、天然酵母を使ったお菓子のレシピなども本の中には書かれていて、パン作りだけでなくお菓子も作れるのがいいですね。
＜番外編＞たったひとつの生地で１０個のパンが作れるミラクルレシピ
実は、私も電子書籍ではありますが、レシピ本を出版しています。
こちらのレシピ本に記載している酵母はレーズン酵母。
基本のパン生地１種類を１０種類のパンにアレンジするレシピを本の中に掲載しています。
こちらの本の特徴としては、それぞれ１０種類のパンの成形を動画で見れるという点。
電子書籍ならではの特徴です。
プロが成形作業をする動画を見ながらご自身で成形できるので、実際にレッスンに行ったような感覚になること間違いなしです。
今回のまとめ
今回は私のおすすめの天然酵母の作り方のレシピ本を紹介しました。
私が思うのは、やはり今から天然酵母の作り方を学びたいという場合には、レーズン酵母から始めるのがいいのではないかと思っています。
そして、レーズン酵母がうまく作れるようになったら、他の天然酵母の作り方をマスターして、徐々に酵母の作り方をマスターしていくといいですね。
最初からレベルの高いものに挑戦して挫折してしまうより、誰でもできる作り方を学んで上達していきましょう！
