当教室でレッスンの際の試食でお出ししているスープは
一切コンソメを使用していません。
なので、口に入れた途端、優しいお味が広がります。
生徒さんからは
『何を使っているんですか？』
とよく質問を受けます。
その時に説明すると、すごく驚かれる方法で
スープを作っているんです。
さて、その方法とはいったい？
レッスンの工程
当教室では講師が準備した生地を使って
分割～焼成まで行っていただきます。
発酵時間等を利用して、お持ち帰りいただくパンを
作っていただいています。
そして、焼成中または焼き上がりを待って
講師が作ったパンを試食していただきます。
その時にミニサラダとスープをお付けするのですが
そのスープがとても人気！
スープの作り方を教えてほしいとのリクエストが
多数寄せられているんです。
スープの味付けは塩とこしょうのみ
私の作るスープの味付けは
塩とこしょうのみ。
それなのに深い味わいのスープで
何が違うの？とよく聞かれます。
それはきっとスープブイヨンが違うからでしょう。
私のスープはコンソメを使わず作る
身体に優しいスープだからです。
スープのベースは野菜ブイヨン
私のスープのベースは
『野菜ブイヨン』です。
野菜ブイヨンと言っても特別に
野菜を準備するわけではありません。
くず野菜をとっておき、それを野菜ブイヨンとして
煮込んで使うのです。
野菜ブイヨンの作り方
野菜ブイヨンを作るために
・玉ねぎのへた
・にんじんのへた
・ブロッコリーの茎の皮
・セロリの葉
・レタスやキャベツなどの外葉
・しいたけの芯
・ほうれん草や小松菜などの根っこ
このようなものを袋に入れて取っておきます。
長期間保存すると傷みますので
1週間以内にブイヨンにします。
＜作り方＞
1.厚手の鍋に野菜くずを入れて水をたっぷり入れて沸騰させます。
2.沸騰したら中火にして30分煮込みます。
3.出来上がったら野菜をこしたエキスを使います。
●注意点●
野菜に土などがついていたらブイヨンに沈殿しています。
ブイヨンをこして使う場合はよく見て使ってください。
出来上がった野菜ブイヨンは冷蔵庫で保管しましょう。
4～5日以内に使うようにしてくださいね。
くず野菜で作るブイヨンは、本格フレンチレストランでも
使われているブイヨンです。
ぜひ、本物の味を作ってみてくださいね。
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