11月のレッスンのパン『チャバッタ』。
イタリアのポピュラーな食事パンで
水部の多めの生地で、中は蜂の巣のようになっています。
リーンな生地ですが、水分が多いので
他のリーンなパンよりも老化が遅いのが特徴。
今日はチャバッタについて紹介しますね。
チャバッタってどんなパン?
チャバッタとは北イタリアのロンバルディアで生まれたパンで
イタリア語の「スリッパ」の語源となっています。
形状がスリッパに似ていることから、そのような名前になりました。
現在はイタリアでとても人気のあるパンで、とてもよく食べられています。
イーストを使う場合は少量のイーストで発酵させるため
長時間発酵させます。
自家製天然酵母は長時間発酵させますので
独特な風味が加わり、イーストよりもおいしいパンに仕上がります。
そのため、若干酸味と豊かな香りを持ちます。
また、牛乳や油脂を使っていないため
とってもヘルシーなパンです。
イタリア版のバゲットのような存在ですが
皮(クラスト)は薄くサクッとしています。
中(クラム)は大きな気泡が入っていて
モチモチしていて食べやすいパンです。
チャバッタはサンドイッチに最適!
日本でパニーニと言えばホットプレスタイプの
サンドイッチを言いますよね。
イタリアでパニーニと言えばサンドイッチ全般のことを言います。
パニーニはフォカッチャやチャバッタと言った
シンプルなパンで作られます。
チャバッタはサンドイッチ用のパンとしてイタリアでは定番のパン。
フランスパンのサンドイッチ『カスクート』は
バターやチーズ、ハムのみのシンプルな具材でおいしいですが
チャバッタは生野菜との相性もバツグンなので
色々な好みの具材を楽しめるのが特徴。
特に、ハムやソーセージなどとの相性がバツグンなので
それにトマト、バジル、ルッコラなどの生野菜、
チーズを加えてサンドイッチにすると◎
チャバッタで作るオススメパニーニ
1.生ハムとルッコラ
ルッコラのピリッとした辛みと生ハムの塩気がマッチ。
バターやチーズと合わせても◎
2.パプリカとモルタデラ
モルタデラとはボローニャ地方で作られているソーセージ。
パプリカのマリネ、ルッコラ、オリーブなどの野菜をたっぷり入れて
クリームチーズも入れましょう。
3.スモークチキンとトンナート
トンナートとはツナソースのこと。
スモークチキンとレタス、トマト、バジルをはさんで
ボリューム満点サンドイッチはいかが?
サンドイッチにするのもおいしいですが、
生地にベーコンやエスカルゴバターなどを練りこんで
総菜パンとして作ってもおいしいですよ。
ぜひ、レッスンに参加しておいしいチャバッタを作りましょう!
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