
あなたの角食、きちんとできていますか?
こんなお悩みありませんか?
- 焼き上がった角食が角形にならない(蓋まで生地が上がってこない)
- 焼き上がった角食の角がカクカクになっている
- 時間が経つと固くなる
角食が好きで作るけど、きれいな角形にならなかったり、カクカクになったりして毎回うまくいかない。
目の詰まったどっしりした角食に仕上がる。
このようなお悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
かく言う私も、過去に同じ悩みがありました。
自家製天然酵母で角食が作りたくて何度もチャレンジするも撃沈。
蓋まで到達しないこともあれば、カクカクになると言うことも。
きれいに角食にならないから、山食ばかり作るということもしばしば。
でもやっぱり、角食を自家製酵母で焼いてみたいと言う気持ちはおさまらず、何度もチャレンジしてようやくできるようになりました。
角食ができるようになって思うこと。
角食作りにはたくさんの「コツ」と「知識」が必要だということでした。
角食はパンの中でもトップクラスに難しいパン
日本人は食パンが好きですよね。
スーパーのパン売り場やベーカリーなどでも必ず扱っているし、しかもたくさん陳列してあることが多いパンです。
日常的に食べているパンだから、気軽に作りたくなるのですが、実は食パンはパンの中でもバゲットやクロワッサンなどと同じく難しいパンなのです。
山食よりも角食はさらにハードルが上がり、トップクラスで難しいパンといえます。
なぜこのように難しいパンなのかというと、食パンは「こね」「発酵」「成形」など全ての工程においてきちんと作業をして初めてうまくいくパンだからです。
こね不足だとボリューム不足になり、成形がまずければ釜伸びしない。
さらに、自家製酵母で作るとなるとハードルは一気に上がります。
自家製酵母の発酵力はイーストのそれに比べて弱いからです。
いかに発酵力の強い自家製酵母を使い、正しい作業を行うかが成功するカギとなるのです。
多くの場合、「こね」に問題があると言っても過言ではありません。
食パンはあなたが考えている以上にしっかりこねるパン生地。
それが足りないだけでうまく膨らみません。
さらに付け足すならば、使う粉も考えなければなりません。
釜伸びしにくい粉を使用すれば、きちんと膨らみません。
そのため、粉選びも大切になるのです。
角食がうまくいかない理由は他にもある
角食作りにおいて、生地作りはとても重要なのですが、他にもうまくいかない理由というのがあります。
それは、正しい生地量で作っていないということです。
角食は蓋をして焼く食パンですので、蓋の位置までしっかりと生地が上がってくることを考えなければなりません。
多くの場合はこね不足が原因で釜伸びしないのですが、それに加えて型に対する生地量が少ない、または多いという理由できれいな形の角食にならないのです。
例えば、「1斤」という食パン型。
1斤ならどの食パン型を使っても同じ生地量と思われますか?
実は同じ1斤でもメーカーにより大きさはまちまちです。
型に対する詳細な規定がないため、1斤型でも大きいものもあれば小さいものもあります。
ですから、レシピ本などで「1斤型使用」と書いてあって、レシピ通りに作ってもうまくいかないのは型にあった分量ではないからなのです。
それを回避するためには、自分が持っている型にあった生地量を算出する必要があります。
当講座では、発酵力の強い酵母と食パン向きの粉を使いレッスンを行います。
お手持ちの食パン型にあった正しい量の材料を送付し、それを使い角食を作っていただきます。
また、お手持ちの別の型(キューブ型やラウンド型など)を使用してもきれいな角食が焼けるように、生地量の算出方法もお伝えしますので楽しみにしてください。
ほとんどの方がこね不足であることから、こねの指導もさせていただきます。
ぜひこねを実施する時間にもぜひご参加ください。
この講座がおすすめな人
- いつも角食がうまくできない
- 目の詰まった角食に仕上がる
- 手持ちの型を使い角食を作りたい
この講座の特徴
特徴その1 こね不足を解消できる

食パンはかなりしっかりこねる生地です。
今まで私が見てきた受講生は、みなさんこね不足。
100%の生徒さんがこね不足でした。
こねが不足していると焼成時に釜伸びしません。
そこで今回のレッスンではこねの段階からレッスンに参加していただけるようにしました。
講師のみが受講生を見れるシステムで行いますので、他の人の目を気にする必要がありません。
こねあがりもアドバイスさせていただきますので、正しい方法で生地作りを行うことが可能になります。
特徴その2 製パン性に優れ食パンに適した小麦のご紹介

食パンに対する好みはそれぞれ。
口溶けのいい軽い食感がいいという方もいれば、引きの強いかみごたえのある食感がいいという方もいらっしゃいます。
粉の味もあっさりしたものが好み、味が濃い方が好みと分かれるところ。
本レッスンでは製パン性に優れ、食パンに適した粉を使用します。
レッスンで使用した粉の他にも、食パンにおすすめの粉をいくつかご紹介いたします。
特徴その3 材料は計量されて届くので準備の必要がいらない

粉が違ったり、副材料が違ったり、元種が違ったりと材料が違えば、こねあがりに差が出てしまいます。
それを回避するために、お手持ちの型に合わせて、ほぼ全ての材料(水、塩、砂糖以外)は材料を計量して発送させていただきます。
レシピもレッスンで使用される型に合わせて個別に作成します。
計量の手間が省けるので、当日すぐにレッスンに参加することができます。
特徴その4 型にあった生地量の計算方法を学べる

角食作りにおいて、生地量はとても大切です。
型に合わせた生地量で仕込まなければ、きれいな角形にはなりません。
角食だけでなくラウンドやメッシュ型などにも応用できる、型に合わせた生地量算出方法をしっかりとお伝えします。
講座詳細
講座内容 | 自家製酵母で作る角食(プルマン)マスター講座 |
受講方法 | ・オンライン受講(ZOOM) ・通信講座(動画視聴) |
開催日時 | 2024年5月22日(水) 生地こね:7:00~7:30 成形・二次発酵:14:00~15:30 |
募集人数 | 10名 |
必要な道具 | ・1斤食パン型(2000ccまで) ・こね台 ・生地こね用の機械 ・カード ・麺棒 |
料金 | 9,900円(税込) |
支払方法 | 銀行振込 |
キャンセルポリシー | お申し込みから1週間以内にお支払いください。 お支払いがない場合は、キャンセル扱いさせていただきます。 お支払い後のキャンセルは、いかなる理由があろうともお受けできませんのでご了承ください。 |
よくいただくご質問

受講したいのですが、通信講座はありませんか?

はい。通信講座もございます。
お支払い確認後、受講サイトをご案内いたします。
ただし、生地こねのアドバイスはできかねますのでご了承ください。

受講後のアフターフォローについて教えてください。

受講後1年間は、講座のアーカーブを残しておきますので、何度でも繰り返し視聴することが可能です。
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございます。
自家製酵母の角食を作りたいと思い、始めた酵母作り。
最初はうまくいかずに苦労しました。
それもそのはず。
どちらもパン作りの中で一番を争うほどの難しいパンだからです。
そんな難しいパンに日々挑み続け、できた時にはとても嬉しかったのを今でも覚えています。
プロとなった今でも、角食は難しいと思います。
と言いますのも、少し手を抜くとうまく角食にならないからです。
角食はそれだけ繊細なパンであるともいえます。
正しい生地量、正しい手法で作ると、びっくりするほどきれいな角食が出来上がります。
ふんわり柔らかい角食は、トーストせずとも美味しくいただけます。
ぜひ自家製酵母で作る角食をマスターして日々のパン作りに取り入れてください。
講座でお会いできるのを楽しみにしています。