あなたのパン生地、きちんとこねられていますか?
こんなお悩みありませんか?
- 焼き上がったパンは柔らかいのに、時間が経つと硬くなる
- 自分のパン生地のこね方が正しいのか分からない
- 正しいパン生地のこね方を学んだことがない
自分で作ったパンは、焼きたてはふんわり柔らかいのに、2〜3日経つと硬くなる。
そんな経験ありませんか?
日にちが経つとパンが固くなる理由はいくつかありますが、その中のひとつが「こね不足」。
長年、パンを教えていて、多くの人がパン生地のこねが足りていないと感じています。
パンは、きちんとこねることでグルテンが形成されます。
グルテンの中にガスが溜まり、パンが膨らみます。
グルテンをきちんと作ることで、ふんわりしたパンに仕上がり、時間が経っても柔らかなパンになります。
また、パン生地はどれも同じようにこねればいいというわけではありません。
パン生地の種類により、こね上がりのタイミングは変わってきます。
そのことを知らずにパンを作っていると出来上がりが毎回バラバラになったりするのです。
ほとんど全員がこね不足
当教室は、現在はオンライン・通信講座専門のパン教室として展開していますが、以前は対面レッスンも実施していました。
対面レッスンでは、パンの材料を計量するところから始まり、レッスンを実施する2種類のうちの1種類のパン生地を手ごねでこねていただいていました。
こね上げの見極めは私がさせていただいていたのですが、ご自身がいつもこね上げているタイミングで私にお声がけいただくようにしていました。
ところが・・・
ほぼ全員の受講生が全くこねあがっていない状態で「こねあがり」と判断し、私に声をかけてきたのです!
そして、いつもこれぐらいでこね上げているのかという質問をすると、全員が「はい」という二つ返事。
これでは、焼き上がったパンが固くなるのも無理はないね・・・と説明し、しっかりこねていただいたところ、「ここまでしっかりこねたことなかった!」とみなさん驚かれていました。
もちろん、焼き上がったパンは柔らかく、数日経ってもふんわりしたパンであったのは言うまでもありません。
レッスンで受講生の「こね」を見れないから「こね方」だけを切り出した講座を作りました
パン生地は「時間」でこねず、「パン生地の状態」を見ながらこねるのが基本です。
現在のオンラインレッスンや通信講座では、私がパン生地を作っている動画を見ながら、ご自身でパン生地を作っていただくスタイルにしていますが、レッスンでよく「何分ぐらいこねていますか?」と質問をいただくことがあります。
私のそのご質問への回答は、「私の場合は」と前置きをした上で参考までに時間をお伝えします。
ですが、私の中では、時間はあてにならないので参考にならないと分かって答えているのです。
手ごねなのか機械ごねなのかでこねにかかる時間は変わります。
機械ごねでも使う機材により時間は全く変わってきます。
さらに言えば、使う材料(粉や副材料)によってもこねにかかる時間は変わってきます。
オンラインレッスン・通信講座専門のパン教室にシフトしてから、常々この「こね」の部分をなんとかしたいと思っていました。
オンラインレッスン中にこねのデモンストレーションを行ったこともありますし、通信講座受講生にはグループセッションの際にこねのデモンストレーションを行ったこともあります。
ですが、私がデモをやるだけでは足りないと感じています。
というのも、受講生は見ているだけなので、実際に手を動かして同じ状態を作っていないからです。
そこで、パン作りの中の「こね」だけを切り出して、一緒にパン生地をこねるレッスンを行おうと考えました。
レッスンで一緒に生地作りを行っていけば、「手」が感覚を覚えてくれます。
動画や作業を見るだけではなく、自分でやってみるからこそ効果があるのです。
今回は、よく作られるパン生地3種類、フランスパン生地、食パン生地、菓子パン生地をレッスンで一緒にこねていきます。
こね方にばらつきが出ないように、ほとんど全ての材料(水と卵以外)をこちらから発送いたします。
こね上がりのポイントをしっかりお伝えし、受講生の方のパン生地の様子を見させていただきこね上がりについてのアドバイスを行います。
パン生地によりこね上げを変えるだけで、見違えるほどパンの出来栄えが変わります。
今まで「パンのこね方なんて・・・」と思っていた方や、パンのこね方を意識したことがない方に特におすすめの講座です。
この講座がおすすめな人
- ふっくらしたパンを作りたい方
- 自分のパン生地のこね方が正しいのか確認したい方
- パンの種類によるこね方の違いをマスターしたい方
この講座の特徴
特徴その1 多くの人がよく作るパン生地3種類のこね上がりをマスターできる
パンの種類はたくさんありますが、基本となるパンの種類は少ないということをご存知でしょうか?
今回作っていただく3種類(フランスパン生地、食パン生地、菓子パン生地)の生地を知っていれば、どんなパンでも作れると言ってもいいかもしれません。
よく作られるパン生地のこね方をマスターすると、コンスタントに美味しいパンを作れるようになるでしょう。
特徴その2 材料は計量されて届くので準備の必要がいらない
粉が違ったり、副材料が違ったり、元種が違ったりと材料が違えば、こねあがりに差が出てしまいます。
それを回避するために、ほぼ全ての材料(水、卵以外)は材料を計量して発送させていただきます。
受講する方全てが同じ材料で同じ生地を作ることで違いもマスターできます。
特徴その3 パン生地のこねの違いと重要さを理解できる
パンの種類によるこね上げの違いを理解することで、パンの出来栄えは格段に変わります。
今までは焼き上がりがいい時もあれば悪い時もあるというようにばらつきがあったのが、なくなるからです。
常に、パン生地の状態を見てこねあげることができるようになれば、パン作りが安定します。
講座詳細
講座内容 | パン生地こね方マスター講座 |
受講方法 | オンライン受講(ZOOM) |
開催日時 | 2024年3月19日(火)10:00~12:00 2024年3月23日(土)10:00~12:00 |
募集人数 | 各回5名 |
料金 | 9,900円(税込) |
支払方法 | 銀行振込 |
キャンセルポリシー | お申し込みから1週間以内にお支払いください。 お支払いがない場合は、キャンセル扱いさせていただきます。 お支払い後のキャンセルは、いかなる理由があろうともお受けできませんのでご了承ください。 |
よくいただくご質問
受講したいのですが、通信講座はありませんか?
大変申し訳ございません。こちらの講座は、受講生の手元を見ながらこね方をレクチャーする講座となっており、通信講座では受講いただけません。ご了承ください。
受講後のアフターフォローについて教えてください。
受講後1年間は、講座のアーカーブを残しておきますので、何度でも繰り返し視聴することが可能です。
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございます。
私は自家製酵母パンを教えていますので、パンをふっくら焼くために一番大切なのは、酵母作りだと考えています。
酵母の発酵力が弱ければ、生地が膨らまないからです。
ですが、パン作りに視点を置いてみると、パン作りで一番大切なのは「こね」になります。
先にもお伝えしたとおり、きちんとこねることでグルテンが形成され、パン生地がガスを保持することができふっくら膨らむからです。
グルテンはパンの骨格となるもの。
それがしっかりしていなければ、パンは膨らまないし、焼いた後の老化も早くなります。
自家製酵母パンは発酵時間が長いことから、あまりこねないでもよいと思われる方も多いのですが、イーストのパン同様にしっかりこねる必要があります。
しっかりこねないから、パンが固くなるのです。
それを理解していない方が多いように感じます。
また、パン生地によりこねあげ方は変わるのを知らない方も多いです。
どれも同じようにこねていては、その生地の良さが出ません。
パン生地の違いによるこねあげ方をマスターして、コンスタントにふんわり美味しいパンを作ってください。
講座でお会いできるのを楽しみにしています。